2009年8月30日日曜日

●ミュンヘン(Munchen)~つれづれ編~

つれづれ、個人旅行が良いかなと思う・・・旅だった。
今回の旅の目的はクリスマスマーケットを見ることでした。

クリスマスマーケットの有名な街は幾つかありますが、一つでも多くそれでいてしっかりと時間に余裕を持った旅をしたい。試行錯誤の末「ミュンヘン」を滞在先に選んで、DB(ドイツ国鉄)を利用してニュルンベルグ、ザルツブルグを巡ろうと。
旅行社のツアーでクリスマスマーケットを巡る旅というのも多く企画されていますが、移動手段を確保してもらえるという利点があるものの、バスでの長時間の移動と引き換えにマーケットを見る時間は削られてしまいます。
マーケットを巡る中で多くの日本人観光客も見かけましたが、どの方たちも時間に追われて買い物も間々ならずな様子。地元の方たちも多く買い物するマーケットで、慣れない英語で店の人に声をかける日本人は、ドイツ語の地元の人達に負けてしまって、値段すら訊ねられないというのもしばしばでした。時間もなく焦ってあきらめてその場から離れる人も多く、とても気の毒です。
私はというと、下手ながらもドイツ語で話しかけると店員さんが親切に対応してくれました。日本で外国人が日本語で話しかけてくれば・・・皆さんどう対応するのかという心理と同じなのだろうと思います。

クリスマスマーケットは大きな町では100以上の店が並び、個性豊かな商品が並びます。同じ商品でも店によって値段が違ったりすることもあり、時間をかけてゆっくりと巡るのがやっぱり良いなと思います。

ドイツの鉄道網は、旧ナチス時代に大規模に開発が行われ大変発達しています。ナチス統治下にあった近隣の国々までその鉄道網は広げられており、負の時代の遺産は、現在では旅行者の大変強い味方になっています。
都市間の移動にはDB、各街には路面のSバーンと地下鉄Uバーン網が発達しています。写真は上はICE、下はミュンヘンのUバーンです。







DBには各種割引サービスも充実しています。
普通電車ならば1日1グループ5名まで乗り放題の1日乗車券がお得です。種類は休日に利用出来る
各地方ごとのエリア限定とあります。
ICEなどの特急にも早期の割引料金があるので日本からネットで予約すれば、窓口のわずらわしさがなく、お得に乗車が出来ます。
DB公式サイト
DB公式サイト割引チケット情報

DBのICEは食堂車やビストロ車があり、客車も1等と2等のクラスがあります。日本では少なくなったのんびりした鉄道の旅を体験出来る貴重な機会も与えてくれます。
ICEの食堂では、本格的なイタリア料理やワインなども用意されています。料理を頼まなくても紅茶1杯からの利用でも歓迎してくれます。私は紅茶1杯でニュルンベルグとミュンヘン間2時間ねばりました(笑)
写真はICEのレストランメニュー

ペットボトルはデポジット
ペットボトルの再利用が制度化されているドイツでは、ペットボトルは食料品店でデポジットしクーポン券などに換金出来ます。とてもお得な制度です。観光客にお薦めのデポジットスポットは「REWE」です。REWEは、ドイツ全土にあるスーパーマーケットチェーン店で、店先に専用の機械があり初心者でも簡単にデポジット出来ます。クーポン券は店内で買い物に精算時レジで渡せばOKです。ドイツの良き制度です。


ドイツのお土産
お土産専門店で見るのも良いですが、スーパーマーケットへ行ってみることをお薦めします。ご当地物の面白い発見があったりするのは勿論、専門店と同じ土産のお菓子など、お得なお値段で種類も豊富に揃っていたりもします。
こちらはクノールのホワイトアスパラガスソース
オランディシュソースというホワイトソースに少し玉子の味を足した様な味わいのソースです。ホワイトアスパラガスには勿論、ポテトにかけても美味しいです。



ビールは、ご当地ならではの味や他のローカルなビールもスーパーの酒売り場では豊富に揃っています。我々日本人から見れば珍しい物ばかりですが、地元では当たり前の物なのでスーパーではお値段もお手ごろです。

ミュンヘンならではのチロル民族衣装も、スーパーの衣料品コーナーで、セール品ならば10ユーロから販売していました。毎年10月のオクトーバーフェストになると祭で着用する衣装だそうで、日本人的には浴衣感覚なのでしょう。

お薦めの店は、スーパーマーケット「REWE」とデパートの「Kaufhof」です。

どちらも全国展開していて、地元の特産品なども豊富に取り揃えています。

REWEよりも安い店もあるのですが、質がちょっと低い物ところもあります。
REWEはチョコレート菓子の品揃えが大変豊富で、しかもスーパー価格なところが特徴です。自社ブランド「Ja!」というもありますが、これも安いのに味も美味しいです。ペットボトルのデポジットもしやすく買い物には便利な店です。

Kaufhofは地下に食品と土産物品のコーナー、最上階にビュッフェレストランがあり地元の方などが多く利用しています。日本のデパートに良く似た造りで大変見やすいのが特徴です。
各店舗の詳細は公式サイトにて参照下さい。
REWE公式サイト
REWE店舗マップ
Kaufhof公式サイト

●オランダの空港って・・・
今回はKLMオランダ航空を利用しての旅となりました。


KLMはオランダの国際空港での乗り継ぎとなっていて、写真のベアは空港の免税品店で手に入れたものです。

各航空会社ごとに航空会社テディベアなるものがあって、コレクターアイテムになっています。大抵は機内で発売していますが、KLMは機内販売にはなくコレクター泣かせのレアベアじゃないかと。
EU圏では免税手続きをEUから国際線に乗る直前の空港で手続きするのですが、オランダの空港は広くて手続きの事務所を探すのが大変でした。しかし利点もあり、通常は免税手続きの際は書類に必ず商品を提示することとなっており、ドイツの空港では厳しい商品チェックがあるのですが、オランダでは商品を見ずに書類の実のチェックらしく、手荷物にするのが無理だと免税を諦めていたリモアのスーツケースの免税書類を出したところ手続きをしてくれました。
日本で購入すれば6万円する商品ですが、この手続きで税金分安くなり半額以下の値段でドイツで購入したことになりました。オランダよ有難う!!

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