2009年8月2日日曜日

●ニュルンベルグ(Nuernberg)~クリスマスマーケット編~

ミュンヘンからICEで北へ2時間でおもちゃの街として知られ人気の観光地ニュルンベルグです。
今回の旅のテーマはクリスマスマーケットということで、マーケットを中心にニュルンベルグの街も巡ります。
ニュルンベルグのクリスマスマーケットは、ドイツでも大変人気がある様です。今回ICEを予約した際は通常のICE路線は平日にも係わらず満席ということで、臨時列車が運行していました。
マーケットは、DBの駅から徒歩5分ほどの城壁に囲まれた所謂旧市街地で開催されています。街の入り口ケーニヒ門から続くケーニヒ通りを通って聖ローレンツ教会付近から始まりフラウエン教会のある中央広場まで広がる大変大規模なものです。クリスマスマーケットの期間に特別に営業する「クリスマス郵便局」やクリスマスマーケットのアイドル「クリスキント」に出逢えるなど、他のマーケットにはない楽しみもあります。
写真は旧市街へ入ってすぐにある職人広場です。


小さく連なった軒は中世の街並みが再現されています。手作りの民芸品などを売る店が集まった人気の観光名所です。いつもならば、大変混雑する人気スポットの様ですが、クリスマスマーケットの時期は観光客をマーケットに奪われているのかなとも。

奥に見えるのはケーニヒ門の見張り塔の様です。あれは確か街の正面玄関・・・とガイドブックによるとそんな感じらしいです。

どうやら私は街の正面からではなく、脇から入ってしまったようですね。
塔の前から町の中心へ向かうケーニヒ通りがあるはずです。塔の方へ向かってみましょう。

門前のケーニヒ通りに出ました。やはりかなり賑わっています。このケーニヒ通りをまっすぐにすすんでいくとフラウエン教会のある中央広場がマーケットのメイン会場になるそうです。

中央広場までの道のりは15分ぐらいあるかと思うのですが、途中にある旧市街地を横切るペグニッツ川付近からは、屋台が出ていて通りは人と屋台であふれています。城壁に囲まれた小さな街ですが、Karstadt?だったかな・・・のデパートもあって意外と侮りがたしです(笑)

通りに連なる屋台のほとんどは、クリスマスマーケットと言うよりも普段から出ている街のマーケットの様です。

扱っている商品はパン、チーズ、野菜や精肉と・・・。クリスマス用の生花のリース飾りの専門店もありましたが、それがなんだか日本の正月飾りの店みたいな雰囲気です。

ちょっと日本のお正月の買出しを思い出しました。写真の屋台の紅白の幕の性かも(笑)。
中央広場に到着する手前で、とても人だかりのある店を発見しました。ニュルンベルグ名物おもちゃの専門店の様です。

写真の看板代わりに飾られた木製のおもちゃが一際一目を引いています。木製おもちゃは北ドイツのザイフェンで製作されているもので、ザイフェンに近い、北ドイツの街「ドレスデン」「ライプチヒ」などにも専門店は多く見かけました。こちらのニュルンベルグも木製おもちゃの専門店が多いことで知られています。

買うのならば、一番安いのはザイフェンですが、とても遠いです。ライプチヒだと専門店は確か3軒ぐらい、ドレスデンでも4軒ぐらいを旧市街地で見かけましたが、ニュルンベルグはそれよりも店の数が多いみたいです。更にクリスマスの屋台の出店もあり、種類も豊富に扱っていて、木製おもちゃを買うには最適な街かと思います。
ザイフェンより若干輸送代分高いですが、日本で買う半値ぐらいで購入出来ますから。

買うならば、木製おもちゃの代表的なものはクルミ割り人形ですが、今日クルミを割る機会もあまりありませんし・・・(笑)
最近のロハスブームなどの癒しのブームがあるからでしょうか、アロマの御香などを入れて煙を口から出す人形が人気がある様です。大小さまざまな大きさもあり、お土産にも最適です。


写真左は、我が家のお香人形でおじいちゃんとおばあちゃんを今回ニュルンベルグで購入しました。
右の写真はおばあちゃんのアップです。作りが細かくてとても可愛らしいです。

左写真のバックにあるライトの飾りも木製おもちゃです。こちらは数年前に取り寄せました。








人ごみの中を歩くことまっすぐ歩けば15分、でもこの間ちょっと寄り道もあり人ごみと好奇心で疲れたところで中央広場に到着しました。途中アイスクリームを食べて(詳しくはつれづれ編で)冷えたのでまずは恒例のグリューワインで温まります。

ニュルンベルグのマグカップは、今回巡ったマーケットの中で一番可愛いです。

グリューを飲んでいたら、なんだか視線を感じその方向をみると地元ドイツのTV局がこちらにカメラを向けていました。つかさず撮り返そうとするとカメラマンに逃げられましたが、こんな写真。




TV局の取材陣の後ろの階段の先にも屋台があるのを発見し行って見ました。すると小さな広場があり、そこでは世界中の民芸品の屋台?なるタイトルで色々な国の土産物の屋台が並んでいました。
ちょっと異質なマーケットです。




なんでTV局がこんなところにと思っていたら・・・教会前に人だかりが出来て、クリスキントがステージに登場。TVのお目当てもこれではないかと。写真を撮ろうとしたけれど、ドイツ人はみんな大きいです。見るのに精一杯でかなりピンボケの・・・頑張って写真もこんな感じです。





ニュルンベルグのマーケットには、クリスキントの他にも名物があります。

マーケットの北側、美しの泉の先に出店しているドイツ郵便局の屋台「クリスマスマーケット専用郵便局」です。マーケットだけの限定スタンプを押した手紙を発送出来ます。
私は、数日前に訪れたフッセンのノイシュバンシュタイン城で買った葉書を日本とドイツの友人達に発送してみました。日本には約5日後ぐらいに到着しました。切手もこだわってクリスマス限定の切手にしてみました。キリストの絵が書かれた物です。郵便スタンプは見えにくいですがクリスキントの様です。




郵便局の方は英語が話せ、片言の言葉なら日本語でも理解してくれるようです。どうやらそれだけ日本の方の来店も多いと思われます。「切手」と言う日本語を知っていると局員さんが言っていました。そんななので気軽に利用しましょう。逆にドイツ語で話しかけた私に対して、かなり衝撃を受けたらしく、局員さんが「おおっ!」と思わず声を上げていました。葉書に「nach Japan」と宛名に書けば日本宛ての手紙と分かるので、他は日本語で書かかれても大丈夫です。










さて、ニュルンベルグのマーケットで発見した食の名物などもご紹介。

まずは、丸くて平らなお菓子の「レープクーヘン」です。

ニュルンベルグには有名な専門店もありその店は行列も出来る大混雑でしたが、専門店でなくてもマーケットの屋台で沢山見ることが出来たお菓子です。味も大きさもさまざまな様です。食べてみたところ、日本の丸ぼうろというお菓子があるのですが、食感と基本的な味はそれに似てます。シナモンなどの西洋のスパイスが加えられているという感じでしょうか。素朴で懐かしい感じの味のするお菓子です。


こちらは、一瞬レープクーヘンの巨大版かと思いそうですが、そうではなくてどうやら「パン」みたいです。ノイシュバンシュタイン城に同じパンが展示されていました。古くから伝わる伝統的なパンということですね。キリストの血=ワイン、肉=パンという教えから考えるに、クリスマスの伝統的な食事で戴くものではないかと推測されます。



ドイツといえばソーセージ
ニュルンベルグといえば、「ニュルンベルガー」と言う名のソーセージがあります。ニュルンベルガーを丸パンに挟んで好みで屋台の脇にあるジュードマスタードという甘いマスタードをかけます。私はマスタードをかける時しくじってソーセージを1本落としてしまいました(涙)

そんな写真の「Nuernberger mit semmel(ニュルンベルグソーセージ丸パン添え)」です。ニュルンベルグのこちらのソーセージの屋台には脇に日本語で「代引き発送出来ます」という看板がありました。日本に持ち帰りが基本的に難しいドイツ名物ソーセージですから、土産にしたい方にはお薦めですね。


こちらは、マーケットで一際甘いおいしそうな香りを漂わせていたワッフルとスパイスがけナッツ専門の屋台。

粉砂糖かけのシンプルな物を注文しました。この店でもドイツ語で話したらまた店員さんが目を輝かせていました。そして片言で日本語の挨拶をしてくれました。日本人本当に多いのだろうなと思う。それにしても、一体ここにきた日本人とどんな会話を毎日戦わせているのだろうかとも。そんな店員さんに'Puderzucker(粉砂糖)'の'Puder'発音を間違え教えられつつ、ふわふわのワッフルを頂きました。大変美味しゅうございました。


こちらはミュンヘンでも見かけたクッキーの屋台です。

電車の絵柄が可愛いです。実はニュルンベルグはDBが最初に走り始めた土地でもあるのです。中央駅近くには鉄道博物館もあります。
ということで、DBのふるさとならではの絵柄ということでしょうか。











昼間から人が多いと思っていましたが、薄暗くなって更に増えてきた様な気がします。


冬のドイツは日が傾くのが早いですね。
まだそんなに遅い時間ではないのですが、この日は小雪も時々降るそんな天気。そのせいもあって暗くなったマーケットでは明かりが灯り始めます。



中央広場のちょっと手前で、十字路から横道へ流れる人通りがありました。そちらにもマーケットがあるかも知れません。ちょっと通りを戻ってみます。



中央広場から少々戻ったケーニヒ通りの十字路です。

人が流れているので何かあるに違いありません。
なんとなく親子連れが多い気がしますが・・・。
その答えは小さな広場に到着してわかりました。

こちらのマーケットは子供向けの遊園地併設のマーケットです。遊園地だけではなく、ちゃんとキリストの生誕を再現した展示が行われ、勉強も出来るようになっていました。




ケーニヒ通りに戻りました。




気づけば、すっかり日も暮れて・・・屋台の明かりが輝きを増して見えてきました。

そろそろ中央広場に戻り、ライトアップされたマーケットを見納めておきたいと思います。


中央広場に戻ってきました。
すっかりライトアップされたマーケット。たぶん仕事が終わった地元の方達もマーケットに出てきているのでしょうね。更に混雑してきました。


蜜蝋のろうそくやツリーの飾り


グリューワインの専門屋台
どの店も明かりが灯ると昼間とは違った雰囲気になります。
どこか温かさが増したような感じがします。





そろそろ帰る時間なので、旧市街地を後にします。




ケーニヒ通りを戻っていくと最初に来た職人広場です。
夜の職人広場もちょっと覗いて見ました。


目に付く物も昼間とちょっと違ってきます。昼間は気づかなかった銀食器専門店の店番の鶏の人形・・・なんだかシュールです。




店の商品もショーウィンドが照らされるとなんだか思わず覗きたくなる感じに。

グリューワインを店先で出す店もあって、クリスマス限定の仕様かな?とも。またケーニヒ門ではなく(笑)結局、朝来た時と同じ職人広場の脇の門から出てニュルンベルグの旧市街地とお別れです。

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