2009年9月25日金曜日

オリエント急行最終便~続編~

先日見聞したオリエント急行の最終列車の話題を見ている方が意外と多いらしい・・・有難うございます。
というわけで、先日はかなり大まかな内容だったので詳細と追調査をしてみました。

2009年12月12日フランスストラスブール着8:59にて
オリエント急行廃線についての話題
初めて読む方は、まずは「オリエント急行~旅の番外編~(8月27日作成)」の前回の展開を先にご覧下さい。


先日の見聞にてオリエント急行(以下EN468)は、途中駅にて乗り換えで先に最終目的地に到着するTGVにて先回りが出来ることを簡単にご紹介しました。その点について詳細などを今回は見聞してみましょう。


まずは、列車時刻表より運行スケジュールを紹介
●EN468最終時刻
ウィーン西駅(Wien Westbahnhof)発 2009/12/11 22:40 プラットホーム6
ストラスブール駅(Strasbourg)着 2009/12/12 08:59

●EN468最終+TGV先回り時刻
ウィーン西駅(Wien Westbahnhof)発 2009/12/11 22:40 プラットホーム6(EN 468号)
シュツトガルド中央駅(Stuttgart Hbf)着 2009/12/12 06:30 プラットホーム9
シュツトガルド中央駅(Stuttgart Hbf)発 2009/12/12 06:54 プラットホーム5(TGV 9578号)
ストラスブール駅(Strasbourg)着 2009/12/12 08:13

●各列車停車駅スケジュール
「EN468号」所要時間10:19
ウィーン西駅(Wien Westbahnhof) 22:40発 プラットホーム6 (国:オーストリア)
ザンクト・ペルテン中央駅(St.Pölten Hbf) 23:23着 23:25発 (オーストリア)
アムステッテン北駅(Amstetten NÖ) 23:58着 00:00発 プラットホーム2 (オーストリア)
リンツドナウ中央駅(Linz/Donau Hbf) 00:35着 00:38発 プラットホーム5AD (オーストリア)
ザルツブルグ中央駅(Salzburg Hbf) 01:55着 02:10発 プラットホーム3 (オーストリア)
ウルム中央駅(Ulm Hbf) 05:17着 05:19発 プラットホーム1 (ドイツ)
シュツトガルド中央駅(Stuttgart Hbf) 06:30着 06:38発 プラットホーム9(ドイツ)
プローツハイム中央駅(Pforzheim Hbf) 07:20着 07:24発 プラットホーム4(ドイツ)
カールスルーエ中央駅(Karlsruhe Hbf) 07:49着 07:54発 プラットホーム13(ドイツ)
バーデンバーデン駅(Baden-Baden) 08:13着 08:19発 プラットホーム5(ドイツ)
ケール駅(Kehl) 08:44着 08:46発 プラットホーム4 (ドイツ)
ストラスブール駅(Strasbourg) 08:59終着 (フランス)

「TGV9578号」
シュツトガルド中央駅(Stuttgart Hbf) 06:54発 プラットホーム5 (ドイツ)
カールスルーエ中央駅(Karlsruhe Hbf) 07:29着 07:31発 プラットホーム6 (ドイツ)
ストラスブール駅(Strasbourg) 08:13着 08:17発 (フランス)
パリ東駅(Paris Est) 10:34終着 (フランス)

これを見るとTGVがどれだけ早いのかということを実感したりもし、オリエント急行が廃線にされてしまう理由も・・・納得してしまいますね。

電車の詳細が分かったところで、ではチケットはどうすれば取れるのでしょうか?
先日は、最終の列車のチケットはオンライン予約を受け付けていませんでした。状況は変わったでしょうか?

鉄道料金とそして予約は出来るのか?
チケットは夜行列車(EU圏内では「ユーロナイト」と称されます。)は、どうやら専用予約が必要な様です。
通常のOBBのオンライン予約画面にはストラスブールの駅名は表示されませんでした。
OBB夜行列車専用のWEB予約サイトがあります。そちらは以下から
オーストリア国鉄ユーロナイトチケット予約サイト
クレジットカード(JCB除く)にて、購入が可能です。
12月11日のEN468の予約が可能か試してみましたが、海外からの予約は受け付けないとはじかれてしまいました。(9月25日現在日本より接続)
なので、2週間前のEN468で検索したところそちらは可能でした。
先日より詳しく座席をご紹介すると以下の通りになります。
EN468号 ウィーン西駅発ストラスブール着
2等車座席
(seat 2nd class) 29.00ユーロ
2等車コンパートメント6人席
(Couchette 2nd class 6 person compartment) 39.00ユーロ
2等車コンパートメント4人席
(Couchette 2nd class 4 person compartment) 49.00ユーロ
2名個室
(Sleeper compartment - 2 persons) 158.00ユーロ
3名個室シャワートイレ付き
(Sleeper compartment - 3 persons with shower and WC) 158.00ユーロ
2名個室シャワートイレ付き
(Sleeper compartment - 2 persons - with shower and WC) 179.00ユーロ
1名個室
(Sleeper compartment - 1 person) 210.00ユーロ
1名個室シャワートイレ付き
(Sleeper compartment - 1 person - with shower and WC) 252.00ユーロ

ではEN468号とTGV9578号の乗り換えプランでは料金と予約はどうでしょうか?

まずはEN468号にてウィーンからシュツトガルドまでの料金を調べてみます。
「オーストリア国鉄ユーロナイト専用予約」では、12月11日のEN468号は予約画面に非表示となっており予約受付はしていないようです。
念のため上記と同じ様に11月27日にて再検索してみました。
すると・・・
写真の通りEN468号の予約も含む路線の一覧が登場しました。
料金は以下の通りです。
EN468号 ウィーン西駅発22:40 シュツトガルド着06:30(所要時間7:50)
2等車座席(seat 2nd class)29.00ユーロ
2等車6人コンパートメント(Couchette 2nd class 6 person compartment)39.00ユーロ
座席の選択枠が減らされていますがそれがなぜなのかは不明です。同じ日に検索した結果ですので、予約が一杯になったとも考えにくく・・・運行上の都合か何かなのでしょうか?

乗り換えのTGV9578号に関してはオーストリア国鉄ではシュツトガルド発からの予約は受け付けていないようでした。
そこでTGV9578号は、シュツトガルド発なのでDBことドイツ国鉄路線では?と思いドイツ国鉄予約サイトにて検索してみました。
すると思ったとおりでシュツトガルドから出発に関してはドイツ国鉄の管轄でした。
そしてDBでは12月12日TGV9578号の予約が可能な様です。
DBドイツ国鉄オフィシャルサイト
12月12日TGV9578号およびEN468号スケジュール
このDBからですと、EN468号もシュツトガルドからの運行スケジュールは見れるようですが、料金表示はなくDBからでは乗車は出来ないということかも知れません。
写真は、TGV9578号予約画面となります。

料金は2等車21ユーロ(早期割引)、1等車49ユーロとなっています。
3番目に2等車通常料金で41ユーロというものがありますが、これは特急料金のない1日普通乗車券のことではと思われます。

EN468号+TGV9578号の乗り換えの場合は、29ユーロ+21ユーロで50ユーロ(2等車座席)となる様です。EN468号で終着駅のストラスブールまで行っても29ユーロですから、TGVはかなり高いということになるでしょう。
「時は金なり」・・・ということでしょうか。これを考えるとENがなくなり一つヨーロッパから安い列車の旅の手段が失われてしまうということです。非常に残念なことですね。

オリエント急行最終便、この列車に乗れば、オーストリアのウィーン~ドイツのシュツトガルド~フランスのストラスブールと3カ国を巡ることが出来ます。
シュツトガルドは時間がなく難しいかも知れませんが、この3駅のある都市はヨーロッパのクリスマスシーズンの風物詩であるクリスマスマーケットでも名の知られる有名都市です。クリスマスマーケットも開催されているこの時期、列車の旅のついでにクリスマスマーケットへ立ち寄るのもお薦めです。

2009年9月23日水曜日

●ニュルンベルグ(Nuernberg)~つれづれ編~

クリスマスマーケットを巡る一日日帰りの旅として訪れた「ニュルンベルグ」のクリスマスマーケット以外の旅のつれづれ見聞です。

今回は、ミュンヘン中央駅からICEに乗ってノンストップで2時間、ニュルンベルグへ向かいました。クリスマスシーズンに人気のあるニュルンベルグ行きは、臨時増発列車も出ているほどで、私の乗ったのもその臨時増発列車でした。
写真はお世話になった臨時増発のICEです。

ニュルンベルグといえば「ドイツ鉄道発祥の地」としても有名です。
ニュルンベルグは小さい都市ですが、ドイツ国鉄(DB)はDBの歴史を語る「DB博物館」がこの街にはあります。
ICEには1等車2等車があります。事前に席予約が可能で座席には指定料金がかかります。
更に、最近日本では見なくなった食堂車があるとのことで、今回はその食堂車をあえて利用してみることにしました。
食堂車は2つの造りに分かれています。立食専用の「ビストロ」、席のある「レストラン」です。
写真左が「レストラン」右「ビストロ」です。











レストランは本格的なイタリアンとワインのメニューが用意されています。

今は朝食の時間だったので、イングリッシュブレックファーストのメニューも用意されていました。

私はホットチョコレートをオーダーしたかったのですが、臨時列車の為ホットチョコはないということだったので、紅茶を飲むことにしました。・・・ホテルで朝食も済ませてますし、ホットチョコ楽しみにしていたので残念です。

他の乗客たちは、ほとんどが朝食をオーダーしていました。朝食はパン10個にベーコンエッグと飲み物というもので、年配のご婦人はパンの量にさすがにびっくりしていた様でした。さすがのドイツ紳士でも食べきれないらしく「もう食べられないよ。」とウェイターに笑いかけながら残していました。


レストランの隣の車両は1等車でした。

1等車をドア越しに撮影してみました。2等車と何が違うのかなと思いましたが、座席の色が2等車の青に対してこちらは赤ですね。それと座席の広さが違うようです。でも日本人の私の実感では、ドイツ人サイズの2等車でも十分広くてシートもふかふかですし、ICEの座席は日本のJRより断然すわり心地が良くて大ファンです。

それにしても1等車がなぜレストランの隣なのかと思ったら、ウェイターが1等車に飲み物を運んでいる姿を目撃。

さすが1等車は給仕サービスもあるようです。

ニュルンベルグでしか食べられないかも・・・

ニュルンベルグ中央駅に到着しました。

駅は東西に伸びた3階か4階建てのショッピングアーケードも併設した中規模の駅です。

1階にはフードコートもあり、名物の「ニュルンベルガー(写真)」や寿司屋さん、シーフードファストフードの「ノルトゼー」もあって列車の移動途中で簡単な食事をしたい方にはお薦めかと。そして、ドイツでは各地方に名物のソーセージがそれぞれありますが、やっぱりニュルンベルガーはここでしか食べられないみたいなので、ここに来たら食べた方が良さそうです。

こちらはドイツロマンチック街道などにある街で名物と言われているお菓子でだったかと。'Ballen'って名前らしいです(笑)

チョコレートコーティングの揚げ菓子で、日本で言うときしめんの様な生地を丸めて素揚げにした様なというところでしょう。中心にはスパイシーなマジパンが入っています。ニュルンベルグ市街地では見なかったのですが、なぜか駅構内には売店が2店あって人気でした。





ニュルンベルグはドイツ鉄道発祥の地・・・

駅のアーケードを西側へ向かって出口から外へでて徒歩10分ほど歩くと、「DB博物館」に到着します。


入り口ではDBグッズも多数取り扱っており、ポストカードからICEの模型などさまざまなグッズがあって面白いです。

DBグッズは、こちらの博物館以外ではミュンヘン中央駅の日本で言うところのみどりの窓口の様なところでも扱っています。
DBだけじゃなく博物館は「POST博物館」も併設しており、ドイツの郵便と電話の歴史も見ることが出来ます。
DBの歴代車両は間近で見ることも出来、たぶん触っても可です。とても迫力があります。
他に昔の駅舎を再現した部屋や、旧ナチス時代も含めて発達した鉄道の歴史などの展示
巨大なレイアウトでZゲージを走らせるコーナーなど、鉄道ファン必見の博物館です。













ドイツはアイスクリームがお薦め・・・

突然ですが、ドイツはアイスクリームが美味しいのです。

ドイツ人はアイスクリームが大好きらしく、以前留学していた時に、その街で人気のアイスクリーム屋さんに行ってすっかりドイツのアイスにはまってしまいました。

なのでドイツでまたアイスを食べねばと思っていたことろ、ニュルンベルグの旧市街地でクリスマスマーケットに行く途中美味しそうなアイスクリーム店を見つけてしまいました。



写真上はICEで飲み損ねたホットチョコレートととっても美味しかったストロベリーアイスクリームです。

店はケーニヒ通りの途中(通り西側)にありますが、名前は忘れてしまいました(笑)

寒いので店の外に出て後から冷え冷えでしたが、美味しかったです。










ニュルンベルグのお城 ・・・

ドイツでお城といえば、ノイシュバンシュタイン城が世界的にも有名ですが、中世から独立都市として発達していたドイツ各都市には歴史的なお城がいくつも存在します。
ニュルンベルグにも小さいながらお城がありました。
ニュルンベルグ旧市街地の名所となっている、城壁に囲まれた市街地の一番北側の丘の上にある「カイザーブルグ」です。

普段は有名な観光名所なのですが、クリスマスマーケットに主役をうばられてちょっと静かでした。

カイザーブルグから眺めた街の光景です。

中世ヨーロッパの街並み、どこまでも続く赤い屋根と小さな煙突がとても印象的で、素敵な街でした。










2009年8月30日日曜日

●ミュンヘン(Munchen)~つれづれ編~

つれづれ、個人旅行が良いかなと思う・・・旅だった。
今回の旅の目的はクリスマスマーケットを見ることでした。

クリスマスマーケットの有名な街は幾つかありますが、一つでも多くそれでいてしっかりと時間に余裕を持った旅をしたい。試行錯誤の末「ミュンヘン」を滞在先に選んで、DB(ドイツ国鉄)を利用してニュルンベルグ、ザルツブルグを巡ろうと。
旅行社のツアーでクリスマスマーケットを巡る旅というのも多く企画されていますが、移動手段を確保してもらえるという利点があるものの、バスでの長時間の移動と引き換えにマーケットを見る時間は削られてしまいます。
マーケットを巡る中で多くの日本人観光客も見かけましたが、どの方たちも時間に追われて買い物も間々ならずな様子。地元の方たちも多く買い物するマーケットで、慣れない英語で店の人に声をかける日本人は、ドイツ語の地元の人達に負けてしまって、値段すら訊ねられないというのもしばしばでした。時間もなく焦ってあきらめてその場から離れる人も多く、とても気の毒です。
私はというと、下手ながらもドイツ語で話しかけると店員さんが親切に対応してくれました。日本で外国人が日本語で話しかけてくれば・・・皆さんどう対応するのかという心理と同じなのだろうと思います。

クリスマスマーケットは大きな町では100以上の店が並び、個性豊かな商品が並びます。同じ商品でも店によって値段が違ったりすることもあり、時間をかけてゆっくりと巡るのがやっぱり良いなと思います。

ドイツの鉄道網は、旧ナチス時代に大規模に開発が行われ大変発達しています。ナチス統治下にあった近隣の国々までその鉄道網は広げられており、負の時代の遺産は、現在では旅行者の大変強い味方になっています。
都市間の移動にはDB、各街には路面のSバーンと地下鉄Uバーン網が発達しています。写真は上はICE、下はミュンヘンのUバーンです。







DBには各種割引サービスも充実しています。
普通電車ならば1日1グループ5名まで乗り放題の1日乗車券がお得です。種類は休日に利用出来る
各地方ごとのエリア限定とあります。
ICEなどの特急にも早期の割引料金があるので日本からネットで予約すれば、窓口のわずらわしさがなく、お得に乗車が出来ます。
DB公式サイト
DB公式サイト割引チケット情報

DBのICEは食堂車やビストロ車があり、客車も1等と2等のクラスがあります。日本では少なくなったのんびりした鉄道の旅を体験出来る貴重な機会も与えてくれます。
ICEの食堂では、本格的なイタリア料理やワインなども用意されています。料理を頼まなくても紅茶1杯からの利用でも歓迎してくれます。私は紅茶1杯でニュルンベルグとミュンヘン間2時間ねばりました(笑)
写真はICEのレストランメニュー

ペットボトルはデポジット
ペットボトルの再利用が制度化されているドイツでは、ペットボトルは食料品店でデポジットしクーポン券などに換金出来ます。とてもお得な制度です。観光客にお薦めのデポジットスポットは「REWE」です。REWEは、ドイツ全土にあるスーパーマーケットチェーン店で、店先に専用の機械があり初心者でも簡単にデポジット出来ます。クーポン券は店内で買い物に精算時レジで渡せばOKです。ドイツの良き制度です。


ドイツのお土産
お土産専門店で見るのも良いですが、スーパーマーケットへ行ってみることをお薦めします。ご当地物の面白い発見があったりするのは勿論、専門店と同じ土産のお菓子など、お得なお値段で種類も豊富に揃っていたりもします。
こちらはクノールのホワイトアスパラガスソース
オランディシュソースというホワイトソースに少し玉子の味を足した様な味わいのソースです。ホワイトアスパラガスには勿論、ポテトにかけても美味しいです。



ビールは、ご当地ならではの味や他のローカルなビールもスーパーの酒売り場では豊富に揃っています。我々日本人から見れば珍しい物ばかりですが、地元では当たり前の物なのでスーパーではお値段もお手ごろです。

ミュンヘンならではのチロル民族衣装も、スーパーの衣料品コーナーで、セール品ならば10ユーロから販売していました。毎年10月のオクトーバーフェストになると祭で着用する衣装だそうで、日本人的には浴衣感覚なのでしょう。

お薦めの店は、スーパーマーケット「REWE」とデパートの「Kaufhof」です。

どちらも全国展開していて、地元の特産品なども豊富に取り揃えています。

REWEよりも安い店もあるのですが、質がちょっと低い物ところもあります。
REWEはチョコレート菓子の品揃えが大変豊富で、しかもスーパー価格なところが特徴です。自社ブランド「Ja!」というもありますが、これも安いのに味も美味しいです。ペットボトルのデポジットもしやすく買い物には便利な店です。

Kaufhofは地下に食品と土産物品のコーナー、最上階にビュッフェレストランがあり地元の方などが多く利用しています。日本のデパートに良く似た造りで大変見やすいのが特徴です。
各店舗の詳細は公式サイトにて参照下さい。
REWE公式サイト
REWE店舗マップ
Kaufhof公式サイト

●オランダの空港って・・・
今回はKLMオランダ航空を利用しての旅となりました。


KLMはオランダの国際空港での乗り継ぎとなっていて、写真のベアは空港の免税品店で手に入れたものです。

各航空会社ごとに航空会社テディベアなるものがあって、コレクターアイテムになっています。大抵は機内で発売していますが、KLMは機内販売にはなくコレクター泣かせのレアベアじゃないかと。
EU圏では免税手続きをEUから国際線に乗る直前の空港で手続きするのですが、オランダの空港は広くて手続きの事務所を探すのが大変でした。しかし利点もあり、通常は免税手続きの際は書類に必ず商品を提示することとなっており、ドイツの空港では厳しい商品チェックがあるのですが、オランダでは商品を見ずに書類の実のチェックらしく、手荷物にするのが無理だと免税を諦めていたリモアのスーツケースの免税書類を出したところ手続きをしてくれました。
日本で購入すれば6万円する商品ですが、この手続きで税金分安くなり半額以下の値段でドイツで購入したことになりました。オランダよ有難う!!

2009年8月29日土曜日

●ミュンヘン(Munchen)~グルメ編~

旅の楽しみはそのご当地のならではの味です。
ドイツへ旅行した学生時代の友人が、「ビールとソーセージとポテト・・・毎日それしか食べなかった。」と以前団体ツアー参加した感想を話していたことがありました。
ツアーではこういったことがあるらしく、そんなイメージが固まってしまうことはとても悲しいです。
・・・と言うわけで、美味しい物を紹介していきます。

まずは、意外と便利なのがミュンヘン中央駅構内アーケード。DBメインターミナル駅は日本のエキナカ並にショップが充実しています。

写真はシーフード系のサンドイッチ、他に名物のミュンヘンの白ソーセージ、プレッツエルなどもあます。ドイツは歴史からも分かるのですが、各地方の色がはっきりとしていて食事にもそれが現れています。その地方でしか食べられない物も多く、手軽に安く地方の名物を食べたい方は是非エキナカがお薦めです。
私は、こちらで写真のヴィンナーシュニッツエル(オーストリアのカツレツ)を購入しました。











バームクーヘン専門店「Kreutzkamm(クロウツカム)」
Kreutzkamm公式サイト
Kreutzkammカフェ詳細
ドイツの菓子といえば「バームクーヘン」ということで、名物バームクーヘンを探したら、不思議なのですが売っている店はあまりないのです。どういうわけだか、日本の方がバームクーヘンの店がとても多いと思います。こちらの店は以前ドレスデンで出かけた時に地元の方に教えてもらった専門店の系列店です。その時は時間があまりなかったので、
一度ゆっくりお茶したいと思い立ち寄ってみました。












ミュンヘンの大型ショッピングモール「フィンフ・へーフェ・アーケード」に隣接するカフェ併設の店です。
ドレスデンのショップより大きい店構えでした。カフェはダルマイヤーがサポートしているらしく食事も出来ます。
写真は「ショコラーデ」と「バームクーヘン」です。ドイツのカフェはかならず店名ついたオリジナルケーキがあるのですが、こちらもそうだったと思います。日本のしっとりとしたバームクーヘンとは違い、こちらのクーヘンは甘さも強くずっしりとした感じが特徴です。


ドイツの魚料理専門店「Nordsee(ノルトゼー)」
Nordsee公式サイト
ドイツ全土にあるらしい魚料理の専門店です。ファストフード系なので気軽に立ち寄れます。
ドイツはお肉とじゃがいもしかないと思われていますが、私はドイツの魚料理が大好きです。ドイツへ行くと魚料理をかならず食べます。
ノルトゼーは基本的にファスト系なのですが、こちらのミュンヘンの店は鉄板で調理してくれるタイプで、海老のサラダとフライドフィッシュのライス添えだったと思います。付けあわせを減らしてほしかったのですが、「ダメっ」て言われて、ドイツ人はルールに厳しいです・・・ボリュームがすごい。



ZumFranziskaner (ツム・フランツィスカーナー)」

ZumFranziskaner公式サイト

ミュンヘンに幾つかある老舗のビアレストランの1店舗です。

店内はとても広く、入り口は庶民的な居酒屋風なのですが、奥の部屋は庭園風の造りやクラシックな装飾の部屋などさまざまな雰囲気で会食が出来ることをコンセプトにした店です。
店のスタッフさん達の中には、日本のオクトーバーフェストに参加している方もいて意外と日本のことに詳しかったりします。

ミュンヘンの白ソーセージをオーダーしたかったのですが、こちらの店舗は伝統を守っていて朝しか白ソーセージは出せないということで、でも白ソーセージが入ったディナーでも食べられる「バイエルンのソーセージ5種盛り」と、「マス料理」をオーダーしました。白ソーセージだけだと朝しか出せないのに、他のソーセージが一緒ならば出せるというのが意味不明です(笑)
ビールは一番小さく軽い物を頼んだのですが、これは日本では大の大きさに匹敵するのでは?という感じです。でも周囲の地元の皆さんはこの3倍ぐらいのジョッキで飲んでいますが。料理もボリューム満天で、日本のビアレストランとは大違いの本場ならではの気分を味わえました。



このツム・フランツィスカーナーのビールは日本でも購入できます。
写真のラベルの「白ビール」が成城石井などで発売されています。
日本のビールとは全然違う味です。日本のビールは今までの人生で1口しか飲んだことがないのですが、アルミなどの金属の様な薬品ぽい味がする気がして、化学的に味を調整しているのでしょうか?味覚がおかしくなりそうで飲めません。
ドイツのビールはそれぞれ醸造所ごとに味が違いますが、どれも自然な伝統的な製法で作られているので優しい味がします。飲み比べるのも面白いです。最近日本で流行のノンアルコールビールもドイツでは昔からあって味も日本のノンアルコールより格段上だとのことです。

●ミュンヘン(Munchen)~街のクリスマス編~


クリスマスはマーケットだけじゃない、バーゲンシーズンでもあります。
マーケット巡りの傍らで、各ショップのバーゲンをチェックするのも楽しいです。日本でお馴染みのブランドショップも多いですが、お馴染みのブランドも日本には未入荷のデザインを手に入れることが出来たり、発見は大きいです。
また、ドイツといえば「靴」です。靴のブランドは豊富でお手ごろ価格で手に入ります。


・・・と、バーゲン推進を思わせぶりな前書きでしたが、このパートでご紹介するのはミュンヘンの各ショップのクリスマスディスプレイです。

こちらは、旧市街地の入り口カールス門入ってすぐにある高級ブランド「ルイ・ヴィトン」のディスプレイ・・・クリスマスなのかブランドコンセプトなのか不明な感じです。経費だけは掛かっていそうなではあります。




カールス門より一本北側の通りにある日本でもお馴染みの「スターバックスコーヒー」です。
お店のスタッフの人達の手作り?ぽいのですがどうでしょう。
日本ではスタバはとてもメジャーですが、ヨーロッパでコーヒーの起点であるドイツでは、老舗のコーヒーハウスが強く、特に旧東ドイツ圏ではスタバはほとんど見かけないです。以前1ヶ月程滞在した時スタバがなくて、ルーカスというチェーン店をよく見かけたので「ドイツでコーヒー=ルーカス」とすり込まれた程でした。 なのでスタバを見かけるとちょっと感動します。
負けずにここでも頑張っていますね。
スタバの向かい側にあった?だったかな・・・小さな?ホテルの玄関のディスプレイです。

モミの木に赤のボールとゴールドの星の飾りだけでとてもシンプルです。玄関のシックな感じと合っていて、ホテルの重厚なイメージを損なわない演出です。
王道な感じが素敵で思わず写真を撮ってしまいました。





こちらはスタバの並びにあるドイツでは有名なデパート「カールシュタット(Karstadt)」のクリスマスディスプレイです。
どうやらこれは、童話か絵本を題材にしたディスプレイらしく、クリスマスの物語のようですね。3つほどのショーウィンドウで順番に物語場面が描かれています。
まるでディズニーランドのアトラクションの様な。
可愛かったです。



こちらは、日本でもお馴染みの店「ダルマイヤー」のディスプレイです。
日本ではお惣菜や食料品店の分類に入りますが、ミュンヘンにあるこちらの店は日本のお惣菜店とはレベルが違います。お惣菜コーナーには噴水がありロブスターが泳いでいるなど、ちょっと驚きでした。
クリスマスディスプレイは各食材別に飾られていてこちらは酒類のコーナーです。
まるで高級な百貨店のディスプレイの様ですが、日本の百貨店でもここまで演出しないですね。
ダルマイヤーをお惣菜店といってはいけない気がします(笑)
ダルマイヤーのお隣にあったインテリアショップのディスプレイです。白を貴重にしたこれまたショップのイメージを見事に演出しています。思わず見とれて足を止める方も多かったです。




こうして街はクリスマスディスプレイが溢れていますが、見事なディスプレイをしているショーウィンドウには自然と人だかりが出来ています。

そして、ミュンヘンで一番の人だかりをつくっていた人気のクリスマスディスプレイのショップがこちら「カウフホフ(Kaufhof)」のシュタイフディスプレイです。
カウフホフは、ドイツ全土に展開するデパートチェーンです。
ミュンヘン中心地には2店舗ありこちらはマリエン広場前のショップになります。
シュタイフ社の人形達をつかったクリスマスのドイツの風景をイメージしたものです。写真では分からないですが、人形達は手足や首を動かす演出もあってすごくこったディスプレイです。










カオフホフの演出はこれだけにあらず、角を曲がったもう一つのショーウィンドウにはこんなディスプレイも。
ミュンヘンの新市庁舎前のクリスマスマーケットを再現したレイアウトです。精密なつくりにとても感心させられます。
もう一つの店「カールス広場店」ではレゴブロックディスプレイでこちらの人だかりも多かったです。バーゲンでショップをチェックする際は是非ショーウィンドウもチェックして見て下さい。

2009年8月27日木曜日

オリエント急行最終便

最近気になるニュースが耳に入った。「オリエント急行廃線」という話だ。
旅の見聞録を書いている者としては、とても気になる話題だ。ということで思いっきり飛びついてこの話題について調べてみる。
オリエント急行といえば、アガサクリスティーの「オリエント急行殺人事件」にも出てくるヨーロッパ横断の豪華な旅客列車である。この代名詞からオリエント急行といえば、殺人とかいう言葉を連想する方が多いがCBSの「60ミニッツ」でかつて取り上げられたところによると、現実のオリエント急行での死者は開業以来1名、英国の外交官が降車の際足を滑らせて転落した事故のみだそうだ。お気の毒に。
・・・と、余談はここまでにしておいて本題に入りましょう。

さて報道によると、「2009年12月12日の8:59着ストラスブールを最後に廃線になる」とのこと。
そして更に調べてみれば、今回廃線される「オリエント急行」は豪華列車のオリエント急行とは別物ということが分かった。
廃線になるオリエント急行とは、旧オリエント急行路線のなごりで現在オーストリア国鉄がウィーンからストラスブールまで一日1線のみ運行中の夜行列車「EN468」と表示されている。豪華な車両ではなく、ごく普通のオーストリア国鉄寝台車だそうだ。一応ロゴは入っているらしい。

以下に詳細をまとめてみた。
●オリエント急行詳細情報
スケジュール
「EN468号」22:40ウィーン発 8:59ストラスブール着
※そのほかにミュンヘン行きの「EN462号」というENものがあるがこちらはオリエント急行ではない。
料金
最安値通常料金:29.00ユーロ(2等車座席) 早期予約割引:29.00ユーロ
最高値通常料金:252.00ユーロ(シャワーTC付き1人寝台個室) 早期予約割引:202.00ユーロ
他、2名、4名寝台等色々なタイプあり

以上が通常の列車の情報となる。さて、以下が最終便に関する情報です。
●12月12日8:59着の情報
「EN468」
ウィーン発2009年12月11日22:40 ホーム6
ストラスブール着2009年12月12日8:59
料金に関しては、現在ネットでの記載はされておらず要問い合わせとなっています。
尚、EN468号は6:30シュツトガルト着 6:54発TGV乗り換えにて8:13ストラスブール着という手段があり、到着を先回りする西村京太郎風な乗り方もあり。最終電車のプラットホームへの到着を撮影されたい方にはもってこいですね。


写真の内容はこちらから
オーストリア国鉄運行スケジュール確認はこちらから 


パリまで運行するTGVとの連結運行を辛うじてしている列車らしい。TGVによる路線の高速化で利用者が減り廃線になることが決定したそうだ。日本の新幹線とブルートレインの関係に似ている気がして寂しいですね。
ところで、12日以降のこの路線は何が走行するのかも気になったので調べてみました。
すると・・・調整不備なのか「EN468 OrientExpress」が時刻表に出てきてしまいました。
なんだか本当に廃線なのか?と思ってしまいます。


ちなみに豪華列車のオリエント急行に乗りたい方は、1982年にオリエント・エキスプレス社が旧オリエント急行の客車を再現して世界各地で運行しているものがあるそうなのでご安心を。
詳細は オリエント・エキスプレス公式サイトにて予約等受け付けています。料金は日帰りのイギリス路線で7万円台からの様です。

2009年8月2日日曜日

●フッセン(fussen)ノイシュヴァンシュタイン城


DB(ドイツ鉄道)を利用して、世界的な古城の代名詞にもなっている「ノイシュヴァンシュタイン城」を観に出かけます。今回、私の旅は南ドイツの大都市「ミュンヘン」を中心に巡っています。
ノイシュバンシュタイン城へは、「フッセン(Fussen)」まで、DBのRE(普通電車)に乗ります。(写真はREの車内です。)
DBには普通電車のお得な切符というのがあります。各地方ごとに1日5名まで乗り放題のチケットと週末1日5名まで乗り放題チケットです。こちらの地域では「バイエルンパス」という地方チケットがあります。DBの券売機で購入可能です。
フッセン駅からは、 ノイシュヴァンシュタイン城行きバスが出ています。所要時間はおよそ10数分程、オーストリア国境の看板見ながらレヒ川を渡り、城のある村へ送迎してくれます。バス停留所には「バイエルンパスならバス料金無料」らしい張り紙がありました。残念ながら「バイエルンパス※」じゃなかったので確認しませんでしたが、間違いなければお得なサービスじゃないかと思います。

村のバス停を降りて緩やかなカーブの坂道を他の観光客の後について行きます。
白い建物のチケットセンターがあり、ここでホーエンシュバンガウ城とノイシュヴァンシュタイン城のチケットが購入出来ます。
1つの城見学かもしくは2つの城見学を指定して、音声ガイドの言語を選びます。
お城への見学はすべて入場時間が指定されており、音声ガイド付きのツアーのみの見学となります。 城内は写真撮影禁止です。
まずは、チケットセンターから坂道が2つに分かれ、右手側目の前の丘の上にあるホーエンシュバンガウ城から見学します。
写真がホーエンシュバンガウ城です。
近いので余裕があるだろうと侮ると意外と坂道がきついので、ゆっくりでも余裕を持ってお城へ向かう方が良いようです。ホーエンシュバンガウ城の城壁内には小さなみやげ物店があり、見学時間までお土産を見ることが出来ます。

ホーエンシュバンガウ城を降りると、今度はノイシュヴァンシュタイン城へ。


先程の坂を左手に上ると、馬車やバスを待つ長い観光客の列、一応次の見学時間まで50分ほどあるので、私は歩きました。
途中に美味しいドーナツなどの売店がありおじさんが1つサービスしてくれて、ちょっと得した気分です。ドーナツは中が玉子味でふわふわ、このドーナツを食べにまたフッセンへ行きたいと思わせる味でした。

ノイシュヴァンシュタイン城の城壁門は右手扉の中にベンチのある待合室、左手にロッカーと小さな売店があります。寒風吹く中、なぜか皆さん外で待っているのですが、ちゃっかりと空調の効いた待合室で待ちました。

城内には2つの土産物店が見学コースの途中と最後にあり、見学コースの最後にはカフェもあります。土産物店にあるポストカードには他にはないオリジナルスタンプが押されています。旅の記念になる1枚です。但し、城内の途中にある土産物店にはスタンプのないものがあり、このスタンプ付きポストカードは、城内最後の土産物店で手に入れました。

さあ、お城見学は終わりです。
時間に余裕があれば、城内見学後に城を出て左手へマリエン橋へ向かうのがお薦めです。

マリエン橋は、ノイシュヴァンシュタイン城が一番美しく見れるスポットなのだそうです。
城から更に上り坂を歩くこと30分ぐらいだったかと思います。かなり疲れました。途中眼下に広がる村の景色を眺めに癒されながら坂を延々と歩きます。眼下に広がるホーエンシュバンガウ城とアルプ湖は絶景です。
観光客は皆同じ方向を目指して歩いていました。分かれ道もあり間違った方向へ行こうとして止められる人、若者に助けられるご婦人等など、一緒に歩いているとなんとなく連帯感が生じるのでしょうね。
私が同行?したのはイタリア系のご婦人方で、マリエン橋についた瞬間は「やったー」と思わず一緒に喜びを分かち合いました。
みんなでドキドキしながら橋の上を1歩2歩と歩みます。その先にある世界一美しい城の眺めを見るこのためだけにやってきたのです。でも何故か戻ってくる人達の顔に不思議な笑いがあることに・・・この時ちょっと気になっていました。
しかし、この先のあの情景を見ることしか今は頭にありません。

渓谷の岩山の影の向こうの景色を見るために、つり橋を先へ先へと進み50メートルほど歩いたその時・・・
思わず顔を見合わせて全員大爆笑!!
写真のノイシュヴァンシュタイン城、塗り替え作業中らしい・・・です。
本当に笑うしかありませんでした。




来た道を歩いて下って村を目指しました。村の土産物屋さんではカウベルなどチロルの土産を購入。
バスで再びフッセン駅へ戻ると日が暮れてフッセンの街を見る時間がありませんでした。
バスの中から見る夕暮れのフッセンの町はチロル地方の雰囲気があってどこか楽しげな・・・立ち寄れなかったのがとても残念です。