HIS海外ミステリーツアーのオチ

「HIS海外ミステリーツアーへ行ってきたさっ!!」
「でもでもですね･･･何がミステリーかっていうと、一番のミステリーはHISの対応じゃないかっ(笑)てね!!」
･･･という感じでしたね。とりあえずは。

今日はそんな見聞を「つれづれ」じゃなく「ブツブツ」お送りいたします。

HISの「北米のどこかへ行くのか分からないミステリーツアー5日間」へ申し込んだのは、1月のことでした。
旅行1ヶ月と1週間前に行き先は「ロサンゼルス」になったという知らせが届いたのです。行き先はロサンゼルスで利用する航空会社はデルタ、そして宿泊先は何故か未定ということでした。

この時、「私はまだこの宿泊先がふせられた日程表に、こんな悲劇が待っていようとは気づいてもいなかったのです。」
･･･By日本テレビの火曜サスペンスの水谷豊さんの浅見光彦のお約束の台詞･･･が似合う状態。

事件はその数週間後、旅行催行日の2週間前に現実となったのです。

2週間前のある日、私はHISに宿泊先を教えてほしいと電話で問い合わせしました。宿泊先が分からないと観光地への移動手段とか時間とか色々と事前に知らないと不便ですから。
場所は大体まあ「ダウンタウン」かなと。大抵の旅行会社が一番安いツアーでロサンゼルスというと「ダウンタウン」になっていたものですから。
ところが、ここでまったく予期していないことが告げられたのです。
「すいません。もう決まっていまして、コマース地区にあるホテルです。」とHISのスタッフさん。「コマース地区？はて？ロサンゼルスにそんなエリアがあったかな？」と。
で、電話中に慌ててロサンゼルスの広域地図をひらいてみると、コマースはロサンゼルス市じゃなくてとなりの市？らしい･･･
私は一応リクエストしてみました。「今からホテルのグレードを追加料金で変える事は？」と、だってそうでしょう。ロサンゼルスに行くのに、宿泊先は隣の市って、市といってもアメリカは日本と規模が全然違うんですから、東京の湾岸沿いに行くのに奥多摩に宿泊するようなものでしょ。
そしたら、「キャンセル料がかかりますけど。」だって･･･。
･･･してやられたなって感じでした。
翌々調べたら、HISのロサンゼルスの安いツアーはほぼこのコマースのホテルが宿泊先になっていることが、分かりました。「未定」じゃなくて「僕はここに来ることを知ってたぁ♪」んじゃん。「キャンセル料が発生するその時まで伏せていたのだろう。ワトスン、もう少し早く気づくべきだったね。」(Byホームズ)
･･･本当にしてやられたなって感じでした。


気を取り直して、もうこうなったら運命を受け入れるしかないわけです。
というわけで、まずはロサンゼルスまでの交通手段を調べたさっ!!(涙)
アムトラックのコマース駅まではホテルから徒歩40分･･･
ホテル近所のバス停は、1時間に一本バスがあるかないか･･･
という素敵な場所だった･･･「どこでもドア」がほしい。

HISが一日1本往復一人10ドルのシャトルバスを出していた。これのお世話になるしかなかった。
でも、往路が朝10時出発でダウンタウンに着くのが10:40とかなり遅い。
これでは、予定がかなり限られてしまう。仕方ないのでタクシー利用しました。
コマースのホテルからダウンタウンの「7番通りメトロセンター駅」まで、片道チップも含めて50ドルだった。
ちなみに、ダウンタウンからバスでサンタモニカまで片道1ドル25セント。ロサンゼルスの公共交通手段を使えばかなりリーズナブルに旅を楽しめるのですよ。

いや、宿泊先のホテルは部屋は広いし、ロビーには無料のコーヒーとネット使い放題のサービスで、タクシー利用2回目の時は、ホテルのフロントの人が安いタクシー呼んでくれて前日より15ドルぐらい安くなったし。
でも、HISのミステリーは･･･行き先はミステリーでも良いけれど他の部分はミステリーにしないでほしいですね。

ロサンゼルスは楽しい街でした。
次回はロサンゼルスの見聞をご紹介いたします。