2010年5月2日日曜日

ロサンゼルス~サンタモニカ編~

ロサンゼルスを巡る見聞録、本日はサンタモニカです。

サンタモニカは、ダウンタウンから地下鉄METROとRapid720番バスを併用しておよそ1時間です。

「地下鉄レッドライン(METRO REDLINE)」で「ウィルシャー/ウェスタン駅(WILSHRE/WESTEN)」下車、地上に出てウィルシャー/ウェスタン交差点の北東(NE)バス停からMetro Rapid720番もしくは920番に乗ればサンタモニカへ向かいます。
この日は土曜日で渋滞も少なく40分ほどで到着しました。平日の混雑時ですと2時間ほどかかることもあるらしですのでご注意を。
バスの終点「SantaMonica(サンタモニカ)」バス停で下車します。





まずは、サンタモニカのショッピングエリアを巡ってみたいと思います。

バス停から通りを東方向へ向かうと、サンタモニカの名物「サンタモニカプレイス」です。
しかし現在改装工事中(2010年4月現在)・・・オープンは2010年秋とのこと。ちょっと残念です。



サンタモニカ・プレイスの北側に人気のショッピングエリア「サード・ストリート・ブルーバード」があります。


こちらが、「サード・ストリート・ブルーバード」です。
土曜日ということで、買い物客でとても賑わっています。

広い通りには、世界展開する有名ファストファッションの店が勢ぞろいしているらしいです。
ブラブラしていると、見たことあるブランドのロゴ看板が勢ぞろいしています。

日本で話題の「アバクロ」もあったので見てみました。
正直なところ、ニット系が1,000円台から3,000円台で、縫製も生地も粗い値段はこの程度が無難ですね。日本ではかなり高いらしいですが、如何なものなのでしょうか・・・。

せっかくここまでやってきたので、アメリカ発のショップで何か買ってみようかなと。
で、「AmericanEagle」なる店発見入ってみました。・・・よく知らないのですが有名な店なんでしょうか?

こちらもファストファッション?大体1,000円台のTシャツなどが中心。
オリジナルデザインのTシャツで、アメリカなのに何故か「英国旗(ユニオンジャック)」柄Tシャツ(15.5ドル)を買ってみました。
スタッフさんから、「もう1着買うとその分は半額になるけれど。」との事。・・・いや1枚買えば十分です。
この店、店内の音楽に合わせて、アフリカ系のスタッフが皆リズムをとって、歌ったり踊ったりしながら接客したいたのが印象的でした。日本にもしこのブランドショップが来てスタッフが踊っていたら許されないだろうなと(笑)




歩きつかれたので、スタバで休憩。

ストロベリーフラペチーノを購入。一番小さなサイズですが・・・やっぱりアメリカサイズで日本より大きい気がします。
ちなみに、スタバではカップのサイズはイタリア語で表記していますが、これはなぜかというとCEO曰く「外国語でかっこよく聞こえるから。」だそうな。「外国語=かっこいい」ってこの感覚は万国共通ですな(笑)

このスタバ、何故か店の奥にレジ以外で行列が出来ていました。
何事かと思ったら、サンタモニカプレイスが閉まっているので、トイレ目当てにここへ人が集中しているようだ。
中国人の若い観光客の集団がどっと店の中に入ってきて、トイレへ一直線。しかも行列を無視して一目散にドアが開いたトイレへ押し入ろうとして、並んでいた他の客と騒動に(汗)
中国人って・・・更にトイレを利用すると何も買わずに出て行くし、大した根性だ。



さて、そろそろ海岸沿いも見てみようかなと。




海岸沿いでは、地元の人達がのんびりと日光浴する姿も。







温暖な気候では、鳩もこんな感じでゆるいです・・・この表情(笑)


太陽がまぶしいです。

横須賀の馬堀海岸沿いにも同じような並木通りがありますが、何かが違う。やっぱり本場は違うなと。










サンタモニカピアです。
この桟橋の先の眺めは映画やドラマでよく見る場所ですね。






人も多いけれど、カモメも多いです。












アメリカといえば、牛肉食なイメージですが西東共に海沿いの都市ではシーフードが充実しています。









「フォレストガンプ」の映画から登場し現実になったシーフード専門店「パパガンブシュリンプ」です。
Bubba gump shrimp公式サイト

映画ポスターに登場したベンチが店先には飾ってあり、観光客に大人気です。写真撮りたかったのですが、アジア系の観光客が陣取っていてどいてくれず・・・。

レストランと土産物コーナーはとても混雑しているようです。




サンタモニカ・ピアといえば、この桟橋から飛び込むシーンを映画やドラマで見る気がするのですが・・・


桟橋に打ち寄せる波はかなり激しいです。危険ですね。これは、アラスカから寒流が流れ込んでいる影響からだそうです。






さてさて、ここからが本日のメインです。
今回、ロサンゼルス行くことになって一番楽しみにしていたのが、アメリカ料理のシーフードです。
以前NYとボストンへ行った時に体験して以来、日本にはない大胆かつ素な味わいのあるアメリカ料理のシーフードのよさに魅了されました。

今回は、事前に日本からメールで桟橋脇にあるシーフード専門店「The Lobster」を予約しました。
The Lobster(ザ・ロブスター)
The Lobster公式サイト
1602 Ocean Ave. Santa Monica, California 90401
310-458-9294

ここは「オーシャンズ11」にも登場した映画ではお馴染みの有名なレストランだそうです。
大変な人気店で、特に良い席を取りたければ事前に予約しないといけないということ。
このレストランは、美しいオーシャンズビューが自慢ということで、予約の際に「そちらのレストランから見るサンタモニカの海は大変美しいと聞いています。是非その素晴らしい景色の見れるお勧めの席を用意して頂ければ嬉しいです。」という文章をたどたどしくも英語で書いて、席を予約。

私の貧弱な英語でも理解して頂けたらしく、窓際の一番の席はオーナーの知人の方の予約があって取れなかったのですが、その隣のサンタモニカピアの桟橋のよく見える席を用意して頂けました。このオーナー知人の窓際の席がオーシャンズ11でブラット・ピットとジョージ・クルーニが実際座った席なんじゃないでしょうか。

ちなみにどんな眺めかなと気になる方は、以下から

サンタモニカ桟橋ライブ映像サイト(santamonica piacam)


The Lobsterのレストランの店内外のバーチャル映像













こちらが当日のテーブルから見えた景色。
翌日に天候が崩れるという天気予報のもあり、ちょっとうす曇で美しい夕日は見られませんでした。
しかし、桟橋が良く見えて夜景はとても綺麗でしたよ。
席予約して正解でした。

さて、肝心のお料理ですが、










店自慢の「ロブスターのハーブグリル(Lobster Grill)72ドル」
母が奮発するといって大きなサイズで注文したら、私の手と爪の比較・・・かなり巨大です。

身がたっぷり。
以前蒸したロブスターを食したことがあるのですが、蒸しだと泥臭さが若干残ります。
ハーブで焼いた今回の調理法は、独特の臭みが消えて美味しいです。





やっぱりアメリカのシーフードといえば、欠かせない「クラブケーキ(Jumb Crabcake)26ドル」
ボストンやNYでも食してお気に入りのアメリカ料理です。
どこで食べてもこれは素晴らしい。

かにのほぐし身がしっかりと大きな脚身が入っていて味が食べ応えありです。
クラブケーキは単純な料理ですが、店によってソースなどの味付けが違い創作性のある料理です。
こちらの店もグリーンのソースがサクサクの衣に合って蟹の邪魔をせずとても美味でした。


デザートは迷ったのでウェイターさんにお任せしてお薦めの「レモンケーキ(Lemon Cake)9ドル」
しかし、帰りはホテルへ戻る都合上、旅行会社の送迎バスを頼んでいた為時間がなくなり、お持ち帰り用にしてもらいました。
で、綺麗だったであろうデザートはホテルでドギーバッグを開くとこんな有様(涙)
でも味は問題なし。イチゴの甘酸っぱいソースがバランスよくとても美味しかったです。



こちらのレストランでは、予期せず美味しいワインを戴くことが出来ました。
ウェイターさんがお薦めしてくれたものなのですが、
これがかなり美味しい。

普段私はあまりお酒を飲みませんで。
ワインは、以前薬品みたいな味が微妙にするのを飲んだことがあってそれが嫌だなと。酸化防止剤でしょうかね。
このワインはそれがまったくないのです。
気に入ったので日本に帰ってきてから調べました。
頂いたワインは「Moenchhof " Urzig Wuerzgarten" Mosel-Saar-Ruwer 2003"」の白です。
修道院で12世紀から作っている醸造所で、世界100ワインに選ばれたそうだ。日本ではマイナーですが海外では有名なメーカーらしいです。
というわけで、日本唯一見つけた通販サイトで年号は違いますがMoenchhofの白で2006年物を購入してみました。

サンタモニカの見聞如何だったでしょうか?
ここは、ロサンゼルスの中心部とは少し違った雰囲気が楽しめるところです。
交通費も片道METROとバス併用でも2.50ドルで出かけられてお薦めです。
The Lobsterの食事はちょっと高いですが、
西でも東でも海に来たらアメリカ料理でシーフード是非味わって下さい。

2010年4月30日金曜日

ロサンゼルス~ファーマーズマーケット編~

「FarmersMarket(ファーマーズマーケット)」はラ・ブレアにあるショッピングエリアの1つのスポットです。元々は生鮮食品の市場から始まり、現在は隣接する「TheGrove(グローブ)」と複合した巨大なショッピングモールの様になっています。
ファーマーズマーケット(Farmers Market)公式サイト
ザ・グローブ(The Grove)公式サイト

地元では安くて美味しい朝食を食べに行ったりと大変人気の場所の様です。
ハリウッド周辺の食を調べていると地元のお薦めとして必ず出てくるところがここ「ファーマーズマーケット」です。
しかしバスで移動しなければ行かれない場所ですので、決して近くはないのですがロサンゼルス地元的にはこの程度の距離は「近い」ということの様で。

ファーマーズマーケットへの交通は・・・
「ハリウッド」から、ハリウッドブルーバード(HOLLYWOOD BLVD)とハイランドアベニュー(HIGHLAND AV)交差点の北西バス停からローカルライン217番バス(LOCAL LINE 217)の「 WLA TRANSIT CTR heading west」というヘッドサインに乗って、フェアファックスアベニュー(FAIRFAX AV)とサードストリート(3RD ST)交差点にて下車します。

ダウンタウンからバスにて移動することも可能ですが、乗り換えがあるので、地下鉄でハリウッドまで出てバスで乗り換えるこの方法の方が早くて分かりやすいです。





更に詳細な時間などをチェックしたい方はMETRO公式サイトよりTRIP PLANNERページで乗り換え案内と時刻表、バス停の地図が見られます。


今回ファーマーズマーケットへは到着日に旅行会社が用意した別料金の市内観光で30分だけの立ち寄りで訪れました。

昼の12時にダウンタウンに到着して「隣の市のホテルへ直行して、観光したければ自前で出かける」か、「有料の市内観光でロサンゼルスを観光するか?」どちらか選ぶように言われたら、市内観光に参加するしかありません。だって、ロサンゼルスまでホテルから自腹で往復したら所要時間1時間、代金80ドルかかりますから・・・。

・・・あくどいですね。

さて、そん限られた時間なので、さらっと「ファーマーズマーケット」をとりあえず1周してみました。
のんびりお食事というわけには行かないので、スイーツでも頂こうかと・・・
・・・で、見つけたのが行列の出来ていたこのお店。

「ピンクベリー・フローズン・ヨーグルト(Pinkberry frozen yogurt)」
Pinkberry Frozen Yogurt公式サイト


最近アメリカでは人気の所謂フローズンヨーグルトのアイスです。日本でも昔TCBYに始まり最近色々出ていますね。
サイズは3サイズに、フレーバーは3,4種類あったかと思います。それにトッピングを2種類載せてくれます。
こちらは一番小さなミニサイズの容器にプレーンフレーバーでラズベリーとブルーベリーをトッピングした物で4.90ドルです。

さっぱりとしていて美味しいです。



ちなみに市内観光ツアーが終わってホテルへ到着するのは21時とのこと。
その間食事を取る時間はありません。なのでここで夕食を購入しました。
(市内観光の後に、更に追加で夕食ツアーなるものがあってそれに参加しないとこういうことらしく・・・とってもあくどい(汗))

ホテルのロビーに電子レンジがあったので、温めて美味しく頂きました。

購入したのは、ボリューム満点のシーフード専門店の2皿。
「フィッシュ&チップス」と「シュリンプ&ライス」です。どちらもボリューム満点で美味しかったです。ライスはサラダ的な感じですね。



何もかも宿泊先がロサンゼルスではないのが、この旅の誤算でした。
・・・お隣の「The Grove」で土産物を見たり「CBS TV CITY」でCBSグッズなどを見れればと思っていたのですが、そんな思いも叶わず・・・
大好きなCBSとベガスのショッピングエリアを再現したといわれるザ・グローブが見られないとは・・・今回の旅の最大のがっかりでした。
もっと時間をかけてじっくりと巡りたかったです。

2010年4月28日水曜日

ロサンゼルス~ハリウッド編~

ロサンゼルスといえば、映画の街「ハリウッド」も一度は訪れてみないと・・・
ということで本日はハリウッドを見聞します。



しかし、ハリウッドという観光名所は「観る」に関しては名所に溢れているものの、「食」に関しては「高くて美味しいところは少ないのです。」というのが地元の方からのアドバイスでした。

ということで、「観る」だけの今回は見聞をしてみました。




ハリウッドへの交通は、地下鉄「METRO」のレッドラインでダウンタウンからも地下鉄で乗り換えなし、大変便利です。




名所のグローマンズ・チャイニーズシアターの前は前庭に埋め込まれた手形足型を見ようと観光客が溢れています。










そのお隣が、「アカデミー賞」の授賞式でお馴染みのコダック・シアターです。




中は吹き抜けで、アカデミー賞ではレッドカーペットが敷かれる通路を囲んだショッピングセンターになっています。



階段を上った先にあるのが、シアターの入り口です。


コダック・シアターの入り口は意外と地味です。



コダック・シアターの2階から東側へ向かうと広場です。







更にここから北側にハリウッドサインが見られます。

せっかくのサインが・・・前の落書き?としか思えない看板が邪魔ですね・・・。







更にサインの見える北側の道路へ降りて1ブロック行った先にあるのが「天使にラブソングを」の撮影の舞台になった教会だそうです。






・・・と一通りお約束の観光名所をみたところで、
さてさて、ところここへ何しにきたかと申しますと、ちゃんと目的があってやってきたのです。

お目当てはこちらの「ウォーク・オブ・フェイム(Walk of Fame)」です。ハリウッドの歩道に延々と埋め込まれた星型の大理石の中に、昨年CSI:シリーズの人気キャラクターグリッソム主任こと、「ウィリアム・ピーターセン」が刻まれたということでそれを見にやってきました。

このウォーク・オブ・フェイムは大変長いですので探すのが大変です。

なので、事前に便利なサイトで位置を確認して出かけました。


ウォーク・オブ・フェイムの著名人検索やウォーク・オブ・フェイムのイベント開催情報などが確認出来ます。



これによりますと、我らがビリー(←ピーターセンのニックネーム)は「ムッソー&フランク・グリル」という有名なレストランの前にあるそうです。

コダックシアター前から東側へ向けて歩き続けること10分ぐらい・・・

無事発見。


更に近くで子供の頃大好きだったAチームのハンニバルも発見(笑)






今回の見聞は以上です。

ハリウッドは狭いエリアにコテコテなお土産物店も通りには溢れていて、とても分かりやすい街です。

交通も地下鉄で便利に移動出来るので、立ち寄り感覚で一度は行ってみましょう。





・・・と、これでは本当にあんまりにもですので、最後に追加でちょっとだけ「食」に関する情報を。


ハリウッドらしいそして人気もあるお店を2店ご紹介。


「Cafe Audrey(カフェ・オードリー)」

オードリー・ヘップバーンをイメージして作られたカフェだそうで、店中オードリー一色らしいです。ファンの方は楽しいのではないかと思います。




「Disney's Soda Fountain(ディズニー・ソーダ・ファウンテン)」

ディズニーのデザートカフェだと思われます。
ディズニーランドのレストランやカフェが街中にある感じだと思います。
こちらもファンの方は楽しいのではないかと。



2010年4月23日金曜日

ロサンゼルス~ビバリーヒルズ編~

ロサンゼルスを巡る旅の見聞録、今日は「ビバリーヒルズ」を見聞します。
今回のロサンゼルスの旅は、ロサンゼルスの交通の起点として「ダウンタウン」を中心に移動します。

ロサンゼルスは、「公共の鉄道網と自動車道路どちらを発達させたいか?」とかつて市で住民から、「道路の充実」が強い要望だったという結果により、高速道路網など車の交通機関が発達した街になっています。
しかし、「車がなければ移動出来ない。」というのは旅行者にとっては大変不便です。観光で人気の世界各国どこの都市をとっても交通網でこれほど不便なのは珍しいです。
これではやはり市の発展に不利と考えたかは分かりませんが、近年になってロサンゼルスの市内観光は、地下鉄(METRO)網も少々作られ、観光向けの急行バス「Metro Rapid」なども走るようになり、多少便利になった様です。

今回は、ダウンタウンからビバリーヒルズ間を地下鉄(METRO)とバス(Metro Rapid)を乗り継ぎ移動します。
ダウンタウンからバス1本でも移動出来るのですが、何故乗り継ぐのかと言いますと、バスは渋滞の多い道路を移動する為移動時間が大変かかるからです。ダウンタウンからMerto Rapidを利用したとしてビバリーヒルズまで平日混雑時だと1時間以上はかかるらしいのです。その為地元の方もほとんどが乗り換えての移動をしていました。


まずは、ダウンタウンの地下鉄駅券売機で一日乗車券を購入しました。
大人5ドル、シニア1.80ドルです。近距離ならばバスでも地下鉄でもロサンゼルスは1回の乗車は1.25ドルです。大人は、4回以上、シニアならば2回乗れば元が取れるのでお得です。1日乗車券は地下鉄の駅とスーパーマーケットのRalphsで販売しています。バス車内では購入不可だそうです。

「地下鉄レッドライン(METRO REDLINE)」にて「ウィルシャー/ウェスタン駅(WILSHRE/WESTEN)」下車、地上に出ると広い交差点です。交差点にあるウィルシャー/ウェスタン交差点の北東(NE)バス停※からMetro Rapid720番もしくは920番でウィルシャ・ブルーバード/ビバリードライブ(WILSHRE BLVD/BEVERY DR)バス停を目指します。

バスの中には次のバス停のお知らせなどはなく、バス内にあるバスの路線図と元に各交差点に出ている道路名表示見て判断します。もしくは最新式のバスの場合はバスの現在位置を示すナビゲーションが車内にあるのでそれを元にバス停をしっかりチェックします。とりあえず、見逃さないようにバスの前の方に乗って、更に運転手さんにバス停に着いたら教えてもらうようにしました。

※交差点にあるバス停は各角に1ポイントづつ東西南北の位置で北東・北西・南西・南東とあります。それぞれ違うバスが停まりますので乗り逃さない様要注意です。




ビバリーヒルズへ到着しました。


ビバリーヒルズといえば、高級ブランドショップの連なるロデオドライブ、そして映画プリティーウーマンでお馴染みのウィルシャービバリーヒルズが有名です。
ブランドショップですと、COACHなどのアメリカ発ブランドは、日本の半額ぐらいらしいのでかなりお得みたいですが・・・

今回は日本ではあまり知られていない、アメリカ人のビバリーヒルズならではの至高な楽しみを見聞してみました。

それは何かと言いますとなんと「お茶」です。
アメリカ=コーヒーという印象なのですが、アメリカでは特別な日に高級な紅茶を楽しんだりする様です。例えば、誕生日や母の日、父の日、結婚記念日、プロポーズなどなど色々なイベントに高級ホテルのロビーラウンジでのアフタヌーンティーという。他に遠方から来た友人へのおもてなしなどにも。

私の場合は、ビバリーヒルズの高級ホテルに滞在するのは難しいので、アフタヌーンティーだけでも楽しんでみたいなあという旅の記念に訪れてみました。
選んだのは、こちらの「モンタージュホテル(Montage Hotel)」1階にある「The Lobby」です。

「MONTAGE HOTEL Lobby Lounge(モンタージュホテル ロビーラウンジ)」
225 North Canon Drive Beverly Hills, CA 90210
(310)860-7800
ティータイム:14:30-17:00
MONTAGE HOTEL公式サイト

こちらのホテルは2008年12月にオープンしたばかりです。

市民に開放された中庭があり、中庭に面したカフェでお茶を頂けます。









店内ではハープの生演奏も。














注文したのは「Traditional Tea」58ドル(2人前)。

紅茶は20種類、その中からモンタージュホテルオリジナルブレンド「Golden Pomegrana」と日本茶の「Samurai Sword」を選んでみました。
日本茶の「Samurai Sword」こと所謂「日本刀」は静岡産の煎茶でごく普通の日本茶です。
オリジナルブランドの紅茶は、とても美味しくお薦めです。



食器は作家によりホテルの為に特別に製作された手描きで、カリフォルニア原生の植物が描かれているそうです。
それぞれよく見ると絵柄の配置が違います。







伝統的なプレートは、サンドイッチとケーキにスコーンのセット。
今回サンドイッチは同行した母が肉類が食べられないので、事前に予約時にお願いしてお肉などを入れずに作っていただいたものです。通常メニューと少々違います。
サンドイッチは、八町味噌などを使ったものなどちょっと和風テーストも入れてあり、たぶん日本から来た私達の為に一工夫してくれたのかも知れません。










このアフタヌーンティーの中で一番印象に残ったのは「スコーン」です。とても柔らかくしっとりとしています。本来は固くてボソボソしているものが多いですが、こちらのスコーンは今まで食べてきた種類にはないタイプです。こんなに柔らかいスコーンは初めてでした。研究したいスコーンです。
スコーンの付け合せは、ジャムとクロテッドクリームです。クロテッドがちゃんと出てくるところが本格的で素晴らしいです。日本ではクロテッド出すところなかなかないですから。

予約は日本からもメールにて依頼出来ます。但し日本語は不可です。


ちなみに紅茶はお持ち帰り用が隣の「The Lobby Shop」で販売しています。
こちらは、オリジナルブレンドのアイスティー用「GOLDEN POMEGRANA(28ドル)」です。









モンタージュホテルの他にもビバリーヒルズの以下のホテルのアフタヌーンティーも人気です。
ペニンシュラホテル・ビバリーヒルズ公式サイト




・・・さて、素晴らしいアフタヌーンティーで大満足ですが、
もう一箇所是非立ち寄りたいお茶スポットへ・・・

「AMERICAN TEA★ROOM(アメリカン・ティールーム)」
401 North Canon Drive Beverly Hills, CA 90210
(310)271-7922
AMERICAN TEA★ROOM公式サイト

お茶を求めて次に訪れたのはモンタージュホテルのある通りを徒歩10分ほど北へ歩いたところにあるビバリーヒルズ地元民御用達のお茶屋さんです。





中は京都で撮影したというスタッフの方曰く「芸者さん」(あの髪飾りは舞妓ぽいですが、口紅の差し方は芸者ぽいしとごちゃ混ぜの謎の芸者さん?(笑))の写真もあり、日本的です。
急須や、茶筒、湯のみなどの日本茶には欠かせない道具もあり。
中にはカフェコーナーもあり、お茶の種類も日本茶から紅茶、中国茶まで豊富です。












オリジナルブレンドの日本茶「River of Heaven(14ドル)」と「Kabuki(17ドル)」を購入しました。
「River of Heaven・・・天国の川・・・まさか三途の川・・・どんなイメージ(汗)」って言ったらスタッフさんに「違います。夜空にある星の川ですよ。」って言われてしまいました。そう「天の川」ですね・・・でもこのネーミング見たら日本人はみんなまず三途の川かと思いますって(笑)


「天の川」は、とてもさっぱりとした味わいで、日本茶+ちょっと花の香りて感じです。
「歌舞伎」は、花の香りがとても強いです。しかし日本茶の味わいを打ち消さずとても爽やかな味わいに仕上がっています。花の香りが口の中に広がり後味で日本茶がすっと引いていく感じです。とても印象深いお茶で意外と癖になりそうなお薦めです・・・それにしても何故に「歌舞伎」なのかなとも。


←こちらが「River of Heavenこと天の川」スミレとライラックの花びらが入っているようです。











←こちらが「Kabukiこと歌舞伎」桜の花びらが入っているようです。











日本茶といえば、日本人としては毎日口にする当たり前の物であり、混ぜ物(花)なんぞを入れるなんてあまり考えたことなかったですが、いや抹茶菓子とかは別ですよ。日本茶の魅力の新発見を異国で体験出来ました。


以上、如何でしたでしょうか?
ビバリーヒルズを訪れたら「アメリカのお茶」というこんな体験、是非お薦めです。